裏日本観察学会・突撃巡礼隊

各地の寺院や神社、霊場の参詣記、納経帳(御朱印)の記録を中心に、面白スポットや街角で見たものなども紹介します。 ※写真(サムネイル)はクリックすると拡大します。

2017-05

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天王寺(東京都台東区谷中) 平成19年6月11日

 山手線鶯谷で降りて天王寺へ向かう。目黒不動、湯島天神と並んで江戸の三富の一つの場所となった寺。しかも幸田露伴の『五重塔』の舞台でもある。だからさぞや立派な寺だろうと想像して行った。

護国山天王寺・天台宗
20070613121433.jpg20070613121422.jpg
 創建当時は感応寺という日蓮宗寺院だったが、江戸期に天台宗に改宗。名も天王寺と改める。本尊は毘沙門天。新造の本堂近くには、日蓮宗時代に造立された大仏(釈迦如来)が安置される。
 江戸でも有数の境内域を誇っていたというが、大半が明治に国に上地され、谷中霊園になったという。そのため、拍子抜けするほどの小さなお寺だった。

20070613121442.jpg毘沙門天堂
谷中七福神巡りの一つという。
参拝していると急に雨が降り出したので、山門で雨宿り。そこには初老の先客が2人いた。谷中の史跡巡りをされているようで、古図や年表を取り出しては、付近の歴史や伝承を語ってくれた。

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『五重塔』のモデルとなった寛政再建の五重塔。唱和34年に無理心中による放火で焼失。谷中霊園の交番近くの公園に、礎石の跡のみが残っている。


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とげぬき地蔵(東京都豊島区巣鴨) 平成19年6月11日

萬頂山高岩寺(とげぬき地蔵)・曹洞宗
20070613121313.jpg巣鴨に来るのも10年ぶり以上になる。「おばあちゃんの原宿」らしく、右を見ても左も見てもおばあさんばかり。男は年を取ると出不精になるようだ。

20070613121320.jpg本尊は地蔵菩薩。
針を飲み込んだ女中がここの御影札を飲むと、ぶじに針を吐き出すことができたところから「とげぬき地蔵」の愛称がある。正しくは高岩寺。
京都にも同様の伝承を持つ「釘抜き地蔵」がある。

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行列をなす洗い観音。意外にも外国人観光客が多く目に付くが、どのようにガイドは説明しているのだろう。

20070613121305.jpg参拝者でにぎわう商店街。
お菓子屋で塩豆大福を食べる。店内に入って気が付いたが、
10年前もこの店に立ち寄っていた。

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とげぬき地蔵納経朱印

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水天宮(東京都中央区) 平成19年6月11日

 日光での雨はうそのようで、すっかりいい天気。チェックアウトを済ませて隅田川周辺を散策。その後、地下鉄に乗って人形町へと向かう。どうも不案内なせいか東京の地下鉄は分かりにくい。都営浅草線に乗れば一本で行けたのに、間違えて東京メトロに乗ってしまい、回り道になった。

水天宮
20070613121153.jpg祭神は天御中主神・安徳天皇・二位の尼・建礼門院。
「人形町の水天宮」は有馬氏が江戸屋敷に、久留米の水天宮を勧請したもの。その屋敷神が流行し毎月5日に限って庶民の参拝を許したから、「情けありまの水天宮」という地口が生まれたという。

20070613121201.jpg安産守護の犬の銅像。
安産や子育ての神社として名高いだけに宮参りに訪れる人が目に付く。社務所では巫女さんが腹帯に神印を押していた。

20070613121208.jpg子育河童
水天宮の眷属は河童ともされる。
九州には、支那から渡来し球磨川に住んでいた九千坊という河童が、加藤清正の小姓を殺したために討伐を受け、有馬氏の許しを得て筑後川に移り住み水天宮の眷属になったとの伝説がある。

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水天宮納経朱印

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浅草寺(東京都台東区浅草) 平成19年6月10日

 日光から浅草に着いたのは3時半ごろ。時間も十分あるので、久しぶりに浅草寺へお参りする。「観音さま」へは10年ぶりになるだろうか。相変わらず大賑わいだが、中国や韓国からの観光客が多いような気がする。外国人からしても江戸をイメージするのは、やっぱり浅草なのだろうか。

金龍山浅草寺・聖観音宗(総本山)
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雷門
左右に風神雷神が安置されるから、正式には風雷神門。

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参道仲見世の途中には、
浅草寺本坊の伝法院が建っている。

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本堂
本尊は聖観世音菩薩。秘仏だが大きさは一寸八分と伝えられる。この大きさの由来はおそらく観音の縁日の18日からだろう。
板東三十三所の13番札所。

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淡島堂
紀州加太から勧請された淡島明神を祀る。
本地仏は虚空蔵菩薩とあった。

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池の周囲には、小さな地蔵堂や祠などが多く並ぶ。
 いろいろと廻っていると、ワンカップ片手のおっちゃんがなぜか話し掛けてきた。
「若いのに信心深いなぁ、にいさんは映画好きかあ? ワシは昨日、オールナイトの映画館で寝ようとしたけど、その映画が面白くて眠れなんだ…」
 あれこれと世間話を20分ほどするとおっちゃんは、コックリ、コックリといつの間にかうたた寝をはじめた。そこで別れを告げると「話できて面白かった、またな」と返事。
 しかし参拝者が多いにもかかわらず、なぜピンポイントで使命を受けたのだろう。

20070613120926.jpg本堂右側には浅草神社。かつては浅草寺の境内鎮守だったが、神仏分離で分けられた。
祭神は土師真中知命・桧前浜成命・桧前竹成命。本地仏は阿弥陀三尊。浜成、竹成は観音像を拾い上げた漁師、真中知は観音を祀ったとされ、三社権現と称される。
 海から仏像を拾うというのは、海の彼方から依り来る神(えびす神)の信仰が根底にあるのだろう。江戸っ子の寺のイメージある浅草寺だが、古代海洋信仰の寺ともいえる。

20070613120934.jpg本殿裏には被官稲荷神社が鎮座する。親門辰五郎が妻の病気回復のお礼に伏見から勧請した稲荷社。

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仁王門と五重塔

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日も少し暮れ、仲見世の人通りもいくらか少なくなった。日中は人、人、人の行列だった。

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浅草寺納経朱印


20070613120947.jpg今晩は浅草で一泊する。靴を脱いでよく見ると、左靴の底に割れ目があった。これが水がしみ込んだ原因だったのかと、近くの靴屋で新しいスニーカーを購入。
寿司屋で軽く済ませた後、浅草寺周辺をブラブラしていたら浅草演芸ホールに着いたので立ち寄る。
トリは「死神」。後味悪くならないように、オチをそのようにもってきたかと思った。




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Author:山カズ大王
裏日本観察学会会長
仏歴2518年(昭和50年)生誕

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