裏日本観察学会・突撃巡礼隊

各地の寺院や神社、霊場の参詣記、納経帳(御朱印)の記録を中心に、面白スポットや街角で見たものなども紹介します。 ※写真(サムネイル)はクリックすると拡大します。

2006-11

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熱田神宮(名古屋市) 平成18年11月20日

 熱田神宮は、都会とは思えないほど森に包まれた境内。ゆっくりと散策をする。
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正面鳥居

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摂社上知我麻神社は、知恵の神として信仰される。祭神は乎止與命。

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別宮八剣宮は本社に並ぶ社格を有する。祭神は熱田大神。

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境内

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弘法大師お手植えという楠。

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拝殿
 祭神の熱田大神は、日本武尊より預けられた三種の神器の一つ「草薙剣」であり、格式は伊勢の神宮に次ぐという。また天照皇大神・建速素盞嗚尊・日本武尊・宮簀媛命・建稲種命も配祀される。尾張国三宮で本地は大日如来。

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本殿

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熱田神宮納経朱印
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秋葉山(名古屋市) 平成18年11月20日

 再び名古屋に戻り、ここでも途中下車。熱田神宮へお参りする。その前に腹ごしらえとあんかけスパゲティと小倉トーストを食う。スパゲティは昔懐かしいトマトソース味といったところだが、小倉トーストはビックリするほどの小倉あんと、さらにソフトクリームにポテトチップまでが一緒に付いてきた。こりゃあ、糖尿患者にはとどめの一撃だな。

 JR熱田駅を降りると熱田神宮はすぐだが、脇参道からでなく正面からお参りしたいと思い、南に向かって歩くと「秋葉山三尺坊大権現」ののぼりが林立する寺院があった。「日本最古の秋葉権現」ともあったのでお参りする。
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 秋葉山は通称で、正式には補陀山円通寺で本尊は十一面観音。弘法大師創建と伝えられ熱田神宮の神宮寺であった。現在は曹洞宗で、鎮守の秋葉権現は日本最古という。
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本堂

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権現堂。秋葉権現は、戦国期に信濃の修験者三尺坊が遠江秋葉山の天狗として祀られ火除け信仰で有名だが、当寺では権現が後世修験者三尺坊として現れたとしている。故に日本最古の秋葉権現とする。

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本堂裏手の奥之院毘沙門堂。

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円通寺納経朱印

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真清田神社(愛知県一宮市) 平成18年11月20日

 このまま京都に帰るのも早いし…そう思っていると、途中で尾張一宮駅に停車することに気が付いた。そこで途中下車し真清田神社に参詣することを急きょ決定。列車を降りたころには雨もやんでいた。
 駅からしばらく歩き商店街を通るが、どこもシャッターが閉まり、貸店舗の張り紙も目立つ。ここもまた不景気な商店街だ。アーケードを抜けると神社へと到着。

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正面鳥居
 真清田神社の祭神は天火明命で、木曽川開拓の祖という。社名の通り開墾、治水の神である。尾張国一宮で本地は地蔵菩薩。

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拝殿

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神水社。この水を飲み井戸に顔を写すと、身が清められるという。

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拝殿脇に立つ服織神社。祭神の萬幡豊秋津師比賣命は天火明命の母。機織りは川上から神を迎えるための儀式でもあったというが、この神社もそれと関係があるのだろうか。

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池中央に建つ八竜社と厳島社。弘法大師が雨乞いをした際に、竜神が現れて当社の森に鎮座したという。大師は宝珠を納めたのが八竜社だという。これも水神信仰の一つだろう。

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三八稲荷社。社殿背後には穴が開けられていた。これは各地の稲荷社にみられる構造で俗に「狐の穴」という。稲荷の使い狐がここから供物を食べるというが、本来は神霊が通る場所である。

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真清田神社納経朱印

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下呂温泉(岐阜県下呂市) 平成18年11月19日

 下呂は由緒ある温泉地だが正直、現在は名前で損しているような気がする。上呂、中呂に対しての下呂であり、「呂」は風呂と同じ意味だともいう。
 さて、温泉街を歩いていると林羅山の銅像に遭遇。羅山は下呂を草津・有馬と並ぶ日本三名泉と称したという。「三大○○」のはっきりした命名者が分かるというのも珍しい。
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林羅山

その正面には、なぜだかチャップリンの銅像もあった。
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 河原には噴泉地があり、そこには露天風呂が設けられている。無料だが周囲には囲いも何もなく橋からはまる見え状態。
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もちろん、そんな程度にへこたれずに入ったが、川の風が心地よくいつまでも入っていたい。地元の人によると、夜中には若い娘も入りに来るらしいが… もちろんそんな時間にノコノコ行くほどマヌケじゃありませんよ、決して決して!!

 さて、再び外湯巡りなどをして宿に戻る。この宿は外観や設備こそ古いが食事はなかなかのもの。イワナの活け作りなんて初めて食べた。
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 翌日、朝風呂にゆっくりと漬かって目を覚ます。風呂から朝の飛騨川を眺めて、今日で旅も終わりだなとしみじみした気持ちになる。最終日の朝はなぜかもの悲しい。

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 下呂駅から名古屋行きの特急に乗る。途中の風景は晴れとはまた違う雰囲気であり、飛騨川は「汨羅の渕」もかくありと思わせる紺碧の流れだった。
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温泉寺(岐阜県下呂市) 平成18年11月19日

 再び高山に戻りワイドビューひだに乗って下呂へと向かう。40分ほどで着いてしまった。今夜の宿の瓢きんに荷物を置いて、温泉町の散策とする。まずは温泉寺。
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山門へと続く石段
 温泉寺の山号は医王山で本尊は薬師如来。宗派は臨済宗妙心寺派。下呂の町を望む高台に建つお寺。下呂温泉は白鷺が飛騨川に舞い降りた場所に温泉がわき、その白鷺が薬師如来の化身だったという。

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本堂

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本堂脇の小堂には、温泉の湧き出る薬師像も祀られていた。

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下呂の展望

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温泉寺納経朱印

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水無神社(岐阜県高山市一之宮町) 11月19日

 いったん高山駅前に戻っていたが、すっかり体が冷えた。取りあえず暖かいものと駅前の食堂でラーメンを食べる。具にナメコが乗っている以外は、ごく普通の鶏ガラ醤油ラーメンだが、なんの奇のてらいもなくしみじみとうまいラーメンだった。

 さて、一宮神社巡りの一貫として、今回の旅の目的地のひとつ、水無(みなし)神社へは絶対に行かねばならないのだが、列車で行こうにも恐ろしいほど本数がない。やっぱりマニアックな場所に行くことが多い、突撃巡礼隊では自動車は不可欠だった。そうゆうことでタクシーで現地に向かうことにした。列車なら一区間で、なおかつ駅前なのに…
 水無神社は飛騨国一宮で、祭神は水無神。「みなし」とあるがこれは「みずぬし(水主)」がなまったもので、その名の通り水神である。本地は釈迦如来。
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正面鳥居

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絵馬殿(旧拝殿)

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神馬舎には、白黒の2体の馬像がある。黒馬は左甚五郎作で、たびたび暴れたから目を抜いたという。

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神門。ここから拝殿を拝む。

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拝殿

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水無神社納経朱印

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飛騨総社(岐阜県高山市) 11月19日

 しかし旅に出て雨にたたられるというのは、本当に情けない気がする。最近旅先ではよく雨に出くわすが、よっぽど普段の行いが悪いのだろう。

 雨と寒さに震えながら、次の目的地の総社へと自転車を走らせる。観光地から少し離れた場所だが、その途中には昔ながらの銭湯や菓子屋などがあって、なかなかに雰囲気がいい。ただ雨が気になっていたので、今になって、どうして写真を残さなかったのか悔やまれる。
祭神は大八椅命他、飛騨国内式内式外の神々を併せ祀る。かつては総社大菩薩宮と呼ばれていた。文化年間に国学者田中大秀により再興され、現在の社頭が整ったという。
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正面鳥居

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拝殿

納経朱印を願い出ると、神職さんが「雨に降られたのですね」といって傘を一本くれた。こんな親切がすごくありがたい。
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飛騨総社納経朱印

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桜山八幡宮(岐阜県高山市) 平成18年11月19日

 当初は東山の寺町をゆっくりと巡るつもりだったが、雨がだんだんと強くなってきたので、予定を変更し桜山八幡宮へと急ぐことにした。高山祭りの屋台会館も境内には併設されているが、今回はお参りだけとした。
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正面鳥居
 祭神は応神天皇。相殿に熱田大神と香椎大神を祀る。境内では菊花展が行われていた。
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楼門
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拝殿

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金比羅社。ここの天井に描かれた天狗に、よく噛んだ紙を投げつけ、それがひっつくと願いが叶うという。

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モミジ彩る境内

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桜山八幡宮納経朱印

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高山別院(岐阜県高山市) 平成18年11月19日

 一夜明けると外は雨。それでもまだ小降りのようだったから、午前中は自転車を借りて散策することにした。
 まずは高山別院へと向かったのだが、その途中で朝市に立ち寄る。といっても商品は野菜や果物、それと漬け物がほとんどだから、特に買うものはないのだが、それでも意味無くブラブラするのは楽しい。すると玉天という不思議なお菓子を売っていた。一見すると厚焼き玉子のようだが、中身は寒天と卵白を混ぜた焼き菓子で、口の中に入れた途端にフワッと消えてしまうような、香ばしいマシュマロ風の菓子。そういえば、水木しげる御大の作品に「ひとだまの天ぷら」というものがよく登場するが、案外こんな食感かもしれない。
 高山別院は光曜山照蓮寺といい、真宗大谷派大谷本廟(東本願寺)の別院。昨日お参りした照蓮寺と山号寺号が同一だが、両者とも白川郷にあった照蓮寺を起源としている寺院。
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山門

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本堂

周囲には塔頭寺院が数ヵ寺並んでいた。

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高山別院納経朱印
真宗寺院では納経朱印を行わないところが多いが、ここでは行っていた。ただし納経所・朱印所ではなく、「記帳所」と看板が掲げられていた。

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照蓮寺(岐阜県高山市) 平成18年11月18日

 飛騨牛の串焼きやミニ鯛焼き、コロッケなどほおばりつつ(食べてばかりだが)、今度は紅葉を眺めるため城山公園に向かう。
 午後から曇りだしたためか、かなり肌寒くもう一枚余分に服を着てくればよかったと思う。
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色鮮やかにカエデが茂っている。前を歩いていたおばさん3人組が「これはカエデかな、モミジかな」と話していたので声を掛けた。

「モミジというのは秋に色づく葉の総称ですよ。だからイチョウもツタも、ブナやニシキギもモミジなんです。でも、その中でカエデが代表格だから、カエデの別名を“モミジ”というようになったんですよ。だから紅葉だけでなく黄葉と書いても、モミジと読むんですよ」

 ついこの間、モミジについて調べたことが早速役に立った。

 さて、城山公園の近くに照蓮寺に押しを運ぶ。
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山門と鼓楼
 照蓮寺の山号は光耀山、本尊は阿弥陀如来で宗派は真宗大谷派。白川郷から移築された本堂は、室町時代の書院造りであり現存最古の真宗寺院だという。
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本堂

本堂裏手には豊川稲荷の小堂があったが、照蓮寺は真宗寺院なので直接、関係ないと思う。しかし、お堂は照蓮寺ともつながっているようだった。実際はどうなんだろう。
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 道をしばらく下りると福来友吉の記念館が建っている。心霊研究家であり念写実験で有名な人物だが(詳細はここ)、照蓮寺を拝観すると同時に見ることができる。内容は論文の原稿や念写実験の様子などのパネル展示だが、玄関に掛けてあった一文になんだか情念を感じた。ようするに岐阜県に福来博士の記念館を城山内に建てたいと希望したが、県は歴史的地区だから、そんなものはにべもなく断られたと。
 アカデミズムに対する彼らの思いがヒシヒシと伝わる。ところで、この記念館と照蓮寺ってどういうつながりがあるんだろう。基本的に真宗ってこの手の研究と縁遠いのだが。
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福来博士記念館

さらに進んで飛騨護国神社を参詣。
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だいぶ空も暗くなったのでホテルに戻ることにする。途中の鍛冶屋橋には、足長手長の銅像があった。水木しげる風な表情。
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高山の町並み(岐阜県高山市) 平成18年11月18日

 高山のメイン観光地ともいえる古い町並みは、当然のように多くの観光客と、それを目当てにした土産物屋が軒を連ねる。そんな場所でも、ちょっと視点を変えればなかなかに面白いものも見つかる。
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えびすさんの看板

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軒先に設けられた神棚。このような例はもう一ヶ所見つけたが、火除けの秋葉権現を祀っているようだ。

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人混みを避けて一つ違う筋を歩くと「鍛冶屋」を発見。観光用ではなく現役の店のようだ。なんだか本当に時間がゆっくり流れているようで、思わず写真に写した。

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もう一つ別の筋には、造り酒屋が軒を並べる。

高山に来て感心したのは、古い景観を守ろういう努力がいろいろなところで見て取れる。例えばドコモショップやファミリーマートも周囲に合わせた外観だった。
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こういう面では京都よりもしっかりしているのだろうか。

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高山陣屋(岐阜県高山市) 平成18年11月18日

 商店街をブラブラ歩いていると、飛騨牛にぎりの屋台を発見。昼食は済ませたばかりだが、別腹ということで食べる。表面を火であぶり反り返ったら酢飯で握る。一見すると生肉のスシのように見えるが、熱が通っているので、脂肪の甘みも堪能できる。スシ皿の代わりに、塩せんべいを使っているのも面白い。
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 そのままさらに進むと、高山陣屋に到着。見物することにしたが、その前にみたらし団子もゲット。とにかくよく食う。
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 人気ある場所だから観光客も当然に多い。丁度、定期ガイドが説明を始めたので一緒に聞く。たたみの縁に模様のあるもの、無地のもの、縁のないものによって、その部屋が代官・地方役人・小者、女中用と使い分けられていることや、風呂はなく冬でも掛け湯のみで過ごしていたことなどを知った。現在でも高山は寒いが、当時江戸から赴任してきた代官は、寒い寒いと記録に残していたという。
 この陣屋は昭和44年まで岐阜県の事務所として現役で使用していたから、今まで状態欲保存されていたという。

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飛騨川から城山を眺める

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山桜神社(岐阜県高山市) 平成18年11月18日

 本町の商店街を歩くと、山桜神社という小さな社に出合う。地元では「馬頭さま」と呼ぶようだ。
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 社殿は商店に挟まれた奥まった所に、土蔵を改造したような形で建っている。祭神は高山城主・金森頼直の愛馬「山桜」。振り袖の火事では主君を背に乗せ、百間堀を飛び越えて救難を救ったという。死後、厩跡に馬頭を祀った祠を建てたのが当社の始まりだという。
 牛馬の守護神として、また養蚕、防火の神として信仰されている。
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社殿背後に建つ火の見櫓。

 参拝後、元祖高山ラーメンというまさごそばで昼食とする。店の外観は目立たないが、店内は先客でいっぱい。メニューは並と大盛りのみ。魚介系の甘めのあっさりダシに、チャーシュー・シナチク・ネギだけというシンプルな内容。
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飛騨国分寺(岐阜県高山市) 平成18年11月18日

 行楽シーズンは正直大嫌いです。なぜならば、どこに行っても混んでいるからです。にもかかわらず、ふつふつと旅の虫が騒ぎ出し性懲りもなく突撃巡礼隊に出発しました。
 今回の目的地は高山。高校時代に椎名誠の旅エッセーに憧れて、旅をした思い出の地でもあります。

 普通なら車で行くのですが渋滞を恐れて、列車で行くことにしました。名古屋駅からワイドビューひだに乗ります。当然のごとく多くの乗客で混雑しています。「まったく、こんな混む日に外出しないで、家でじっとしていればいいのに!」と自分のことは棚に上げて乗車。なんとか座ることができたので由としました。列車がエンジン音をうならせながら、北へ北へと進むにつれて、山の色はだんだんと赤くなっていきます。線路と並行して流れる飛騨川の景色、その川の色はエメラルドグリーンで、山の赤、空の青と映えて旅の気分を盛り上げてくれます。

 昼前に高山に到着しました。今夜の宿のベストウェスタンホテル高山に荷物を預けて、第一の目的地である飛騨国分寺へと向かいますが、その前に小腹を落ちつかせるため、牛玉焼きなるものを食べます。たこ焼きのタコの代わりに牛肉が入ったもの。高山の新名物だそうです。
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 飛騨国分寺は商店街の一角に建っています。山号は醫王山で、本尊は薬師如来。宗派は高野山真言宗。門前の庚申堂には、さるぼぼが何個もぶら下がっていました。

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庚申堂
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三重塔
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楼門と大イチョウ

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本堂

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飛騨国分寺納経朱印

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Author:山カズ大王
裏日本観察学会会長
仏歴2518年(昭和50年)生誕

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