裏日本観察学会・突撃巡礼隊

各地の寺院や神社、霊場の参詣記、納経帳(御朱印)の記録を中心に、面白スポットや街角で見たものなども紹介します。 ※写真(サムネイル)はクリックすると拡大します。

2007-02

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石屋神社(兵庫県淡路市淡路町) 平成19年2月18日

 車をさらに北上させ、明石海峡大蓮のすぐそばの港町、岩屋町へと向かう。もう後は帰る段だが、温泉があることに気付き立ち寄ることにした。

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 国道沿いに長屋のような長い神門のある神社へ参拝する。石屋(いわや)神社といい、この地の産土神だ。神門全体を写そうと思ったが、反対側の海水浴場は工事中で立ち入り禁止なので、不可能だった。
社号:石屋神社


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 祭神は国常立尊・伊弉諾尊・伊弉冉尊の三柱。扁額には「天地大明神」と書かれていたが、これは「てんち」だろうか、「あめつち」と読むのだろうか?

 さて、石屋神社のすぐ近くに「絵島」という侵食岩があるが、そのすぐそばに町立の「岩屋温泉会館」がある。3階建ての建物だがお世辞にもキレイとは言えない。しかし、自分自身としてはこういう温泉の方が味があって好きだ。入り口は2階で入浴料は560円。浴室は3階にある。
 中にはいるとまず普通のお湯の風呂があるが、ここで体を洗ってから入浴となる。なぜならラドン泉なので、温泉浴室は開放厳禁。窓を開けることもできない。しかし、景色は海を眺めることができるので狭苦しさはない。これで海岸が工事中でなければ最高だったろうに。
 風呂上がりは2階の休憩室でしばらく休む。地元の漁師さんがお酒を飲みながら、楽しそうに話をしていた。
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テーマ:神社めぐり - ジャンル:旅行

八浄寺(兵庫県淡路市津名町) 平成19年2月18日

 再び洲本市へと戻り、そこから海岸沿いの国道28号線を北上する。淡路市に近づくと、それを知らせる道路標識に金塊のイラスト。それはそうかもしれないが、ほかに名所はないのかいな。

20070220141634.jpg 八浄寺は淡路七福神の大黒天霊場。観光バスが何台も止まり、参拝者でにぎわっている。境内はさほど広くないながらも、朱塗りの瑜祇(ゆぎ)塔がひときわ目立つ。
山号:蓮台山
寺号:八浄寺
宗派:高野山真言宗


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七福神の手から水が流れる手水場
20070220141659.jpg 本尊は阿弥陀如来。堂内には巨大な巾着袋型の賽銭箱が置かれていた。本尊壇の隣には大黒天が祀られている。七福神巡りの団体に面白おかしく法話がなされ、福神の寺らしく笑いが絶えない。
 境内には四国八十八ヶ所のお砂踏みができるお堂もあった。堂内には大石順教尼の生涯を伝えるパネル展示がある。順教尼は舞妓であった17歳当時に両腕を養父によって切断。その後、旅芸人、そして口で筆をくわえて書画を描く。そして出家され、障害者福祉につとめた尼僧。ここの堂内の天井絵は順教尼の意志を継ぐ、身障者によって描かれたものだそうだ。

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花畑から眺めた瑜祇塔。

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八浄寺納経朱印

テーマ:寺巡り - ジャンル:旅行

立川水仙郷(兵庫県洲本市由良町) 平成19年2月18日

 朝日放送の『探偵!ナイトスクープ』には「パラダイスもの」ともいえるシリーズがある。そこで紹介された淡路島のパラダイスが、次に行く立川水仙郷だ。淡路島は水仙の名所だが、それだけにはとどまらない異様な場所だという。

20070220140914.jpg さて再び洲本市に戻り目的地を目指すが、その間に昼食。洲本港近くにある「淡路ごちそう館・御食国(みけつくに)」に入る。大正時代のレンガ工場を利用したレストランだ。淡路牛の陶板焼きセットをオーダー。肉の味も結構だったが、付け合せの玉ねぎが甘くて美味。物産館が併設されているので、玉ねぎ8個入り一袋を購入した。450円なので実に安い。


 食事を済まして再び水仙郷へ。昨日同様、洲本温泉街を抜けて海沿いの県道76号線どんどん南下する。すると…
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いやが上でも高まる怪しい期待。自ら「ナゾのパラダイス」と明言するところがイイ。


 さて、しばらく蛇行した山道を進むと、ナゾのパラダイス「立川水仙郷」に到着。
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 正面ゲートで入園料500円を払うと、チケットとともに水仙まんじゅうをサービスでくれた。ゲート裏側を見ると、妙に乙女チックな絵が描かれている。ここから車1台が通行可能な急坂を下りて、駐車場へと向かうのだが…

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駐車場に立っていた巨大看板。堂々と「チンチン音頭発祥の地」と書かれているw さて、チンチン音頭とは何か!


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 『探偵!ナイトスクープ』・『たけし・さんま世紀末特別番組 世界超偉人500万人伝説』放送記念の石碑が立てられていた。その隣にはもう一つ立っていたのだが、こちらは壊れていた。地震で倒壊したのだろうか? さて「チンチン音頭」とは、もともと「らくがきソング」というのだが、たけしとさんまが番組中で何度も取り上げたので、今の題名になったとか。バージョンは3種類あるようだ。ある親子3人はこの看板を見てお父さんは大笑い。小学生の女の子は「お母さん、これ歌ってみて」と言い、お母さんは「こんなん、歌えへんわ」と言う始末。恐るべし。
 石碑の間にあるのは日本唯一のUFO神社。祭神は不明です。

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背後のトーテムポールも怪しさ全開。

 もちろん、純粋に水仙郷としても楽しめます。今年は気候も暖かいためか、花の少し盛りは過ぎた模様。とはいえ天気も晴れてくれて、海風がさわやかで気持ちいい。
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パラダイスのクライマックスが「おしべとめしべのことを学ぶところ」。その入り口にあるのが、アーチェリー場w


20070220141433.jpg はい、内部はそのものずばり秘宝館です。明治・大正期の春画やひと昔前のエロ本。各種工芸や人形が展示されています。老人や女子大生の団体は笑いながら見学していましたが、何の前知識もなかったお母さん、怪訝な顔をしながら「何これ?」と足早に過ぎ去ります。そりゃあそうだ。いちおう、18歳未満は入館禁止です。

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 各種メディアに紹介されるさきがけとなった『探偵!ナイトスクープ』。それを記念してか看板が掲げられているが…
なぜか「スプーク」。
お土産コーナーにはチンチン音頭のカセットテープが2個500円で販売されていた。買おうか買うまいか悩んだが、考えてみればカセットデッキを持ってないので断念。CDかMDなら違っていたかも。寄せ書きを見ると、全国各地から暇な人間がわざわざ見に来るようだ。まったく困ったもんだw

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

淡路人形浄瑠璃館(兵庫県南あわじ市福良) 平成19年2月18日

 先月、文楽を見て以来すっかり人形浄瑠璃ファンになりました。そこで調べてみると、大鳴門橋記念館にある淡路人形浄瑠璃館では、毎日公演をしているとのこと。そこで今回の島巡りの目的地の一つとしました。

20070220140708.jpg 淡路島南ICを下りて大鳴門橋記念館へ。大鳴門橋は目の前に架かっています。ここについたのは10時過ぎなので、ちょうど第1回公演に間に合いました。中に入ると人形の操り方の説明などをしています。それが終わると開演。演目は当地ともゆかりの深い『傾城阿波の鳴門』「巡礼唄の段」。


20070220140725.jpg「してかかさんの名は」
「あーいーお弓と申します」
「してととさんの名は」
「十郎兵衛と申します」
 全編は知らなくとも、ここのくだりは有名。大阪の文楽座では主となる人形遣いは顔を出していたが、ここでは人形遣い三人とも黒子姿だった。館内には頭や衣装、小道具などが展示されている。観光客のおばちゃんが「この頭、○○さんにそっくり」などと言っては大笑いしていた。いずれにしろ、こういう古典芸能が気楽に楽しめる場所があるのはうれしいことだ。
 その後、うずしお科学館で渦潮のメカニズムを学んだりしたが、なんだかいつもの突撃巡礼と違い、普通の観光旅行に来ているようだ。

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大鳴門橋

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自凝島神社(兵庫県南あわじ市榎列下幡多) 平成19年2月18日

 朝、起きると曇り空とはいえ、雨はなんとか治まってくれた。朝風呂に入って目を覚まし、朝食を取る。目玉焼きに薄切りのたこが付いていた。さて、宿を出てのどかな田舎道を走る。いたるところに「淡路○○霊場札所」の案内板が目につく。四国に近い土地柄の故、真言宗寺院が多く、信仰心が篤いようだ。
20070220140241.jpg 県道66号線を走り旧三原町に入りしばらくすると、自凝島(おのころじま)神社の大鳥居が目に付く。駐車場に車を止めて鳥居を撮影するが、手前の駐在所でどうしても全体像が撮れなかった。昭和57年に建立されたもので、高さ21.7m、幅31.2m。当時としては日本最大級のものだという。
社号:自凝島神社

20070220140313.jpg 鳥居の大きさに圧倒されるが、境内そのものはこぢんまりとしている。杜に包まれた小高い丘に社殿は建っている。女性の宮司が手水場の掃除をされていた。どうやら先日の春一番で、砂が手水鉢にたまってしまったとのことだった。

 祭神は伊弉諾命・伊弉冉命の二柱。菊理媛命(くくりひめのみこと)を合祀する。『日本書紀』には、諾冉二神が鉾で海をかき混ぜ、その潮のしだたりが「凝(こ)りて一(ひとつ)の嶋(しま)に成(な)れり。名けて磤馭慮嶋(おのごろしま)と曰(い)ふ」とある。オノは「自ず」ゴロは「凝る」の意味。ここでは、そのオノゴロ島がこの丘だとしている。いずれにしても古代の祭祀跡か古墳を思わせる形だ。
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正面拝殿と本殿裏側。

 納経朱印を求めて社務所に行くと、祭神にあやかってか、良縁や安産祈願のお守りが多い。また、辺見えみりのサインが置かれていた。ここのお守りを買った後に結婚したので、すっかり有名になったようだ。どうりで朝早くから若い女性の参拝者が目に付くわけだ。
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摂社:八百萬神社と安産のお砂所。
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自凝島神社納経朱印

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Author:山カズ大王
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