裏日本観察学会・突撃巡礼隊

各地の寺院や神社、霊場の参詣記、納経帳(御朱印)の記録を中心に、面白スポットや街角で見たものなども紹介します。 ※写真(サムネイル)はクリックすると拡大します。

2009-11

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飛瀧神社(和歌山県那智勝浦町) 平成19年4月21日

 熊野三山とはいうが、もともと本宮・新宮・那智は個々独立した信仰だった。それが修験道の影響により「三山」という巨大な霊場へと発展したという。そして那智は、この滝信仰の霊場だった。

20070427151605.jpg一の鳥居。
飛瀧神社は那智大社の別宮。本社でも本殿第一殿に三山の神ではなく滝宮が鎮座することでも分かるが、そんな理屈はともかくとして、現代人が見ても滝に神秘性を感じるのだから、当時の人々にとってはその雄大な姿は、神が地上に顕現したと見たのだろう。
社号:飛瀧神社(那智大社別宮)

20070427151618.jpg
祭神は大己貴命。飛瀧権現と号され本地は千手観音。「那智」の語源は祭神のオオナムチによるという。
滝の落差は133mで、文観上人や花山法皇の修行場としても名高い。この大滝のさらに上には二之滝(本地:如意輪観音)、三之滝(本地:馬頭観音)があり、山中には大小多数の滝があるという。これらを総称して「那智の滝」というそうだ。

20070427151640.jpg山に鎮まった祖霊は水となって里に依り来る… 本宮参詣時に思いついたことだが、まさに滝は祖霊の持つ荒ぶる力と潤いの力。この二つの生命力(エネルギー)が渾然一体となった様相だ。生と死、動と寂。この自然の働きこそが神霊の姿なのだろう。

20070427151629.jpg

不老延命の水

20070427151651.jpg御滝祈願所。大己貴尊(飛瀧権現)のほか、不動尊、観世音菩薩や役行者、弘法大師、伝教大師、花山法皇、文観上人、一遍上人を併せ祀る。いずれも熊野信仰にゆかりのある方々。堂内には神道護摩壇が置かれていた。


20070427151717.jpg

飛瀧神社納経朱印

テーマ:神社めぐり - ジャンル:旅行

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