裏日本観察学会・突撃巡礼隊

各地の寺院や神社、霊場の参詣記、納経帳(御朱印)の記録を中心に、面白スポットや街角で見たものなども紹介します。 ※写真(サムネイル)はクリックすると拡大します。

2009-07

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錦織寺(滋賀県野洲市) 平成19年9月9日

 野洲は三上山の麓に平野部が広がり、県内でも有数の穀倉地帯。御神神社から木部までは、収穫に向けて黄色く色づき始めた稲が実った田んぼが広がる。そんな農道風の道を進んでいくと錦織寺へと着く。

遍照山錦織寺(きんしょくじ)・真宗木辺派(本山)
20070909194404.jpg御影堂。
見真大師(親鸞)が当地で『顕浄土真実教行証文類』を書き終え、その喜びを表す正面向きの姿「ご満足の御影」が祀られる。
元禄期まで浄土真宗・浄土宗の二宗兼学だったので、両宗派の建築様式を兼ね備えた造りになっているという。

20070909194416.jpg20070909194448.jpg
 阿弥陀堂は真宗寺院らしく御影堂よりも小さめ。本尊の阿弥陀如来は親鸞聖人が霞ヶ浦で感得された尊像。
 堂内欄間には機を織る天女が飾られているが、寺伝では親鸞聖人滞在中に天女が蓮糸で錦を織って本尊に供えたという。その錦は朝廷に献上されたので四条天皇より「天神護法錦織之寺」の勅額を賜ったという。これが錦織寺の正式な寺号。

20070909194432.jpg天安堂。もともと錦織寺は、慈覚大師(円仁)が伝教大師作で鞍馬寺本尊と同木という毘沙門天像を、天安年間に「一夜で松が生えた」という当地に祀ったのが始まりという。現在の地名は木部だが、松の由来から当時は木辺と呼ばれていたという。
この毘沙門天が親鸞聖人に阿弥陀如来を当地に祀るよう願い出たとの縁起から、真宗寺院に珍しく現在も毘沙門天を安置している。


20070909194456.jpg
錦織寺納経朱印

テーマ:寺巡り - ジャンル:旅行

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