裏日本観察学会・突撃巡礼隊

各地の寺院や神社、霊場の参詣記、納経帳(御朱印)の記録を中心に、面白スポットや街角で見たものなども紹介します。 ※写真(サムネイル)はクリックすると拡大します。

2017-09

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

赤間神宮(山口県下関市) 平成19年10月8日

赤間神宮
画像 084昔、学研に「劇画サスペンスシリーズ」という海外SFやミステリーなどを漫画化した全集があり、その中にみやぞえ郁雄画の『怪談』が収められていた。その一編、「耳なし芳一」での耳を引きちぎられるシーンが、幼心にトラウマだった。
赤間神宮はそんな平家一門滅亡の地、壇ノ浦を見つめるかのごとく、海に面した社頭。
竜宮城かのような水天門は、安徳天皇が水天宮として祀られることに由来して、建立されている。

画像 089祭神は安徳天皇。
池に浮かぶ拝殿など、社殿周辺は、なんとなく厳島神社をイメージしたかのような作りになっていた。厳島は平氏の氏神だからモデルにしたのだろうか? それとも『平家物語』「灌頂巻」に、安徳天皇と平家一門は竜宮に転生したとあるから、竜宮城の様子なのだろうか。そうであれば、「竜畜経のなかに見えて侍らふ。よくよく後世をとぶらひ給へ」※の通り、心静かに念誦読経する。
※建礼門院が竜宮は「めでたかりける所かな。是には苦はなきか」との問いに対しての、二位尼の答え。『竜畜経』は架空の経典だが、竜も畜生であり、三熱の苦から免れないというのが中世的思考。

画像 086 画像 085
平家一門の供養塔、七盛塚と芳一堂の耳なし芳一像。
もともとは当地にあった阿弥陀寺で安徳天皇の菩提が弔われていたが、神仏分離によって廃寺となり、御影堂は神社に改められた。

画像 087画像 088
 社殿右側には日本西門鎮守八幡宮が鎮座する。大安寺行教法師が宇佐から石清水へ八幡神を勧請する途中、阿弥陀寺とともに建立したという。後生、八幡神は源氏の氏神とされるが、壇ノ浦に祀られているのも皮肉なものだ。
 さらにその奥へと坂道を上ると大連神社が建つ。満州国大連に祀られたいたが戦後に当地に遷座された。

画像 090

境内の左側には、安徳天皇阿弥陀寺陵(あみだじのみささぎ)が鎮まっている。

名称未設定 10
赤間神宮納経朱印


  以上で今回の旅も無事終了。近くのレストランで新鮮な魚を食べることにする。最近、下関ではフグだけではなく、イカも名物として売り出しているようなのでそれを楽しみにしていたが、いけすが品切れとのこと。どうやら連休なので漁も休みだったのだろう。何とも残念と思いつつ、フグ刺しを突く。運転してなきゃ、一杯やれるのになぁ。
 そこからレンタカーを返しに小郡へ。なんとか返却時間には間に合ったので、帰りの新幹線が着くまで駅でお土産を物色する。しかし、名物はういろうぐらいしかないため、いまいち心が動かない(個人的にういろうという食べ物は、この世に存在しても、しなくてもどちらでもいいと思っている)。フグとかウニは高すぎて気軽なお土産という感ではなく、瓦ソバも旅先で食べるからいいのであって家では風情がないし…。結局、朝食で食べてうまかった千崎のかまぼこを購入する。魅力的な場所は多いのに、いまひとつ山口ってイメージがわきにくいのは、全国的に通用するお土産がないという点もあるのだろうか?


スポンサーサイト

テーマ:神社めぐり - ジャンル:旅行

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://yamakazudd51.blog90.fc2.com/tb.php/262-e52d98c3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

 

プロフィール

山カズ大王

Author:山カズ大王
裏日本観察学会会長
仏歴2518年(昭和50年)生誕

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。