箱根関所跡(神奈川県箱根町) 平成19年11月9日

『頭文字D』よろしく、「羊腸の小径」と歌われたつづら折りの箱根街道を走り、一路芦ノ湖方面へ。その途中に名物「甘酒茶屋」に立ち寄る。この茶店は案内板によると、『忠臣蔵』で神崎与五郎が詫び証文書く下りの舞台とのこと。
甘酒を頼むと、蕗のしょうゆ漬けも付いてきた。しみじみとした素朴な甘さに、蕗のほろ苦さが調和する。風が吹くたびにさらさらと葉が落ちてくる。やっぱり関西よりも秋が進んでいるんだな。
(ところで『頭文字D』のタイトルが、『江頭D』に見えるのは私だけなのかしら…)

芦ノ湖近くの駐車場に車を止めて、旧街道の杉木立を散策。「昼なお暗き」は昔の話と、続く足で関所跡へ。
「入り鉄砲に出女」というが、「入り鉄砲」は浜名湖付近の新居関で念入りに調べられるので、箱根の主眼は「出女」とのこと。

いかめしく高札や槍などを並べて、当時の様子を再現。
オモチロイなと思ったのは展示される侍や足軽、馬などの人形。これらはすべて彩色が施されていない。その理由は、関所再建の元となった資料には、衣服などの形状は分かっても生地や色、毛並みまでは不明。だから後生に誤った時代感を残すことを避けるため、勝手な彩色をすることなくモノクロのままにしたという。その心意気やよし。
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